防災:大雨対策 ガーデニングにも役立つ「雨水タンク」の徹底解説
大雨の季節に、我が家でできる対策のひとつ。雨水を貯めるタンクを用意しました。1個500 L入ります。2個連結していますので2個で 1000 L。 雨の季節に大活躍【自宅の防災】自助の1つとして雨水タンク(雨水貯留タンク)を設置してみました。
雨水タンクは屋根やカーポートに降った雨を貯めて、必要な時に利用できるタンクのことで、防火用水など「災害発生時の用水」にもなります。
水害時の泥汚れ洗浄、断水時のトイレ用水、火災発生時の防火用水として装備できます。平常時には庭やガーデニング(花)への水やりができて「水道代の節約」で助かってます。
参考(動画):「防災:大雨対策 ガーデニングにも役立つ雨水タンクを作りました。」
「助成金がある背景」に多い理由
地方自治体、市町村からの助成金があります
・雨は昔、大地に「しみ込み」時間をかけて河川へ流入、
・コンクリートやアスファルトが多い現代では、
・特に大雨の時、一気に下水道管や河川へ流入し
・道路の冠水、河川の氾濫などの浸水災害の原因になることがある。
これを抑制するためにこの助成がある。
自治体によっては補助金や助成金がある場合があります。
お住いの自治体を調べてみると補助金、助成金を受けられる「カモ」しれません。
(自治体毎に違います)
補助金、助成金を受けられると「指定材料の約半分、最大35000円ほど」をよく目にします。
※例)指定材料:タンク 同じメーカーであっても
黒色の遮光タンクは受けられるが、黄色い光を通すタンクは除外・・・
例)
Google(雨水貯留 補助金)(雨水 助成)(雨水タンク 助成)+お住いの市区町村など
参考まで一例をあげます
長野市 https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/kasen/1282.html
世田谷区 https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/005/003/004/d00032894.html
熊本市 https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/005/003/004/d00032894.html
大津市 https://www.city.otsu.lg.jp/kigyo/johokokai/yoko/1454032296202.html
大阪市 https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000007420.html
尼崎市 https://amasui.org/sewercustomer/2000481/2000483/2000484.html
宇都宮市 https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/josuido/user/1018745/1002659.html
さいたま市 https://www.city.saitama.jp/001/009/001/p040103.html
郡山市 https://www.city.koriyama.lg.jp/kurashi/jogesuido_jokaso/2/hojyo/10724.html
・・・・
※他の自治体も支援があります
雨水をためる事は
1)浸水災害を防ぐ・軽減する防災への市民協力
2)災害発生時の用水
・水害時の泥汚れ洗浄
・断水時のトイレ用水
・火災発生時の防火用水
3)ガーデニング時の豊富な水やり(水道代の節約)
4)日ごろは、週間天気予報をみて、雨ふり前にはタンクを空に
してます(第1タンク)。
ご注意:
※水難事故等防止の為、小さなお子さんがいる家庭への設置はお勧めしません。
「タンクの安全管理」必須です。
※くれぐれも自己責任でお願いします。
※雨水なので雑菌がいますので「飲用不可」です。
花に雨水を散布するときは、(雑菌が入っている)「しぶき」が目や鼻、
口に入らないようにしましょう。マスク、ゴーグルは必須。
遊び心でも人にかけないように !
※タンクの設置は、地震や強風で転倒しない・壊れないような対策、
災害避難路をふさがない場所への設置を心がけています。
他には
タンクにホースをつなぐ部品:継ぎ手、継手、水中ポンプ用継手など
沈殿槽(遮光性)
フィルター用途の網(葉っぱなどを取り除く)
アクリルかポリカーボネイト板(沈殿槽の異物分離用)
継ぎ手(取水口から取り込み用、タンクへの配水用
ドレン用塩ビパイプ継ぎ手
オーバーフロー用塩ビパイプ継ぎ手
助成金の申請手順
市区町村によって手順や内容は異なると思いますが、当方が受けた手順を例に紹介します。
1.市区町村で「雨水タンク」の助成金・補助金制度がある事を(電話で)確認する
2.制度があれば、必要書類を送付してもらう
3.材料一覧を作成する(提出資料ではない)
4.助成金対象の材料のみ見積もり書を取る
見積書は市区町村への申請金額と一致するように証拠資料として取っておく
5.市区町村へ助成金の申請書類を提出する(送付)
6.市区町村より許可が下りて、それに従って手配する
7.材料を集めて設置・工事する
8.完成の旨を連絡する
9.工事完成の現地確認を受ける
10.後日、認められれば補助金が振り込まれる
11.保存期間は保存、メンテナンスする
※途中で金額が値上げ等で微妙に変わる事がある時は、随時、市区町村へ連絡を入れる
材料
▼▼▼装備品紹介▼▼▼
取水口 カクダイ 屋外用 雨水取出し継手571-512
タンク コダマ樹脂 AT-500B 500 L 黒(遮光)
蛇口 コダマ樹脂 1インチバルブセットC
ステンレス ホースクランプ(ホースバンド)
(使用するホースや継ぎ手に合わせて選ぶ)
散水用水中ポンプ テラダポンプ SH-150
(地方によって 50Hz 60Hzがあります)
サクションホース(各種サイズあり)
水道用ホース(内径にご注意ください)
シールテープ カクダイ 5m 13mm幅797-032
雨水タンク
取水継手
蛇口
水中ポンプ
バケツ
ヒシャク
バケツに注いだ雨水を手でまく時に便利
シールテープ
継手<
ホース
ブロック
養生シート
作り方
雨どい・竪樋からの取水継手
雨水タンク
タンクを置く土台の高さは蛇口の下にバケツが置ける高さにします。
高さ調整にブロックを使ってます
ブロックの角が雨水タンクに当たるため「強めの養生シート」を挟んでいます。ここでは青色
使用工具
ホルソー
タンクや沈殿槽の箱にパイプ用の継ぎ手を固定するための「丸穴」を開けるため
ダイヤモンドホルソー(まる穴をタンクに開ける)AT-500Bにはこのホルソーを使って穴を開けました。保管
インパクトドライバー
ホルソーを回すドリル(インパクトドライバー)マキタ