レシプロソー(電動のこぎり)
建物倒壊による救助は危険を伴います。
救助するひとがケガをしないことが重要です。
ひとりで無理に助けに入る前に周囲に声をかけ「人手」を集める。救助する方々の安全に考慮し2次災害防止に努め救助に当たる事を前提に「救助用防災装備品」の一例を紹介します。
想定:地震による倒壊で建築木材や金属を切断するには、消防の優れた機材や重機で当たれば早いでしょうが、過去の事例では建物が倒壊するような大きな災害発生時には到着までの時間がかかるものです。
停電してる事も多いでしょう。
バッテリー駆動であっても、パワフルである事
そこで高速道路レスキュー隊でも使用されている道具がありましたので防災装備品に入れました。この道具は防災以外に日ごろから使っています。
その道具は
レシプロソーです。
マキタ:レシプロソー、HIKOKI(日立):セーバーソー
木材だけの時は、
レシプロソーよりもチェーンソーがあれば、より早く木を切る事ができます。
レシプロソー選びのチェックポイント
□信頼おけるメーカー製、プロ御用達、バッテリー駆動
□救助想定では木材や金属の切断できるパワーがある事
□レシプロソーの刃は、切断対象の材料に合わせて取り換えができる
刃を変えると金属を切れるのがチェーンソーとの違いの一つです
□レシプロソー刃の1つには「ドイツのレスキュー隊」が使っている
レスキューと銘打ったブレードがあります(下記動画参照)
※レシプロソーの刃は一般的に「バイメタルブレード」ですが、下記「Bosch S1157CHM」はその10倍長持ちの超硬刃(メーカー従来比)です。
私のレシプロソーケースには、バイメタルブレード数種類と「Bosch S1157CHM」を1本入れています。通常使うときは「バイメタルブレード」で単管や木材などをスパスパ切ってますが、救助(いざ!)というときは「Bosch S1157CHM」に変えて、望みたいと思ってます。
有効長 S1157CHM:205 mm、 S957CHM:130 mm 「Vehicle Rescue」(自動車からのレスキュー用)とブレードに記載があります。切れ味は動画をご覧ください。S1157CHMとS957CHM はスイス製。バイメタルのブレードも使った実績があるものを載せておきます。
下記動画では0:37/2:01 再生時間(37秒)あたりで「Bosch S1157CHM」が出てきます。